
「ああしまった。ぼく、
けれどかまわない。もうじき白鳥の
川の遠くを
「この
「
「ああ、ぼく
(銀河鉄道の夜より)
あの世と、この世を繋ぐ銀河鉄道に乗り、
同じ空間にいながらも、ジョバンニは生者であり、カンパネルラは逝者でした。
この後、しばらくして、カムパネルラは言います。
・・・・・・・・・・おっかさんは、ぼくをゆるしてくださるだろうか・・・・・・・。
川に落ちた友達を助けたために命を落してしまったカムパネルラ
・・・・・・・・・ぼくわからない。けれども、
・・・・・だから、おっかさんは、ぼくをゆるしてくださると思う・・・・・・
胸をうつ場面が、たくさんある中で、この場面が一番いつも心に響きます。
おかあさんだったら、何を犠牲にしても我が子の命をまもりたいでしょう。
おかあさんの心を思いながらも、人として、正しいと思うことをしたのだから、おかあさん、ごめんね。と。
そして、これは、林檎の少女(私は勝手にそう呼んでいる)の場面にも繋がるように思ってしまうのです。
何度読んでも、そのつどせつない。
何度読んでも、分りきれない。
永遠の物語のような気がします。
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