おとめ座


白色一等星スピカを持ち、南の夜空を飾る、大きな星座。

神話によっては、正義の女神アストレアであったりしますが、
実りの女神デメテルと、その娘ペルセポネであったりします。

デメテルだと言われることが多いのですが、
個人的には、デメテルは「賢母」というイメージがあるので、
「乙女」となると、やっぱり娘のペルセポネをイメージして描いてしまいました(^ ^;)ゞ

山で、美しい花を見つけて、それを手に取り、摘んで帰ろうとしたペルセポネですが、
これは、彼女に一目ぼれした 冥府の王ハデスの罠でした。

彼女は花の根に引きづられて地の底へ攫われます。
母親のデメテルは怒り、地上に実りがなくなってしまいました。
さすがに困ったゼウスが仲介に立ち、ペルセポネを還すように言います。

でも、冥府の、ざくろの実を4粒食べてしまったペルセポネは
4ヶ月は、冥府に戻らなくてはならなくなりました。

それで、4ヶ月間は、デメテルが嘆いて冬になるのだそうです。


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